シングルマザーを卒業する日まで

絶望からの旅立ち~二人の息子との日々~未来に向けて 大好き美容・グルメも

近大医学部 公募推薦

そろそろ大学の推薦入試もちらほら始まっている。長男は国立医学部の推薦は受けたが、私立医学部の推薦は受けていない。

 

一浪の時、やたら予備校の先生に近大医学部の公募推薦を受けるように勧められた。私立を受けるのであれば、近大の公募推薦は練習にもなるし、もし合格すれば、行かないにしても、一つ合格を持っていることは自信につながるので是非受けてみてはどうかと。。

近医の 推薦のように、専願でない推薦は珍しい。ようは蹴ることのできる推薦だ。

ただ、もし合格したら入学時納入金100万円入れないといけない。入学すればそれは入学金に補充されるが、行かなければパーになる。。もちろん、力試しに受けて、受かっても、お金を支払わなくてもいいが、合格は流れる。先生のおっしゃるお守りにするには、100万円が必要だ。お守りと思って受けさせる親御さんが多いですよと、先生は平然とおっしゃるが、100万のお守りって…どんだけー(笑)

 

さあ願書を出すかどうするか?もちろん、近医は第一志望でも第二志望でもない。だけど先生がおっしゃるように、一つ合格を持っていると自信に繋がる。息子の場合、センター前に一つ本番のテストで、慣らしておきたいと先生は言う。。。確かに。でもでも…それに100万か〜。それに逆に落ちたら自信を失うではないか。。

 

息子と相談するように言われたので、その晩、息子にどうする?と聞くと、「お母さん、もし近医、受かって、他の医学部落ちた時、近医に行かせてくれるん?行かせてくれないなら受ける意味がないやん。時間も無駄やし。」

 

そうだよね。。実際、受かっても、100万は納められても、あとの3000万以上の学費が…。行かせれないな、やっぱり。貯金をはたけば、行かせれなくはない。でも余裕なんて全くない。まだ次男もいるし、うちは医者の家庭でもなく、大金持ちでもない。ましては一人親。祖父母に頼めば、貸してくれるかもしれない。でもそこまでして…と思ってしまう。サラリーマンの家庭で、退職金を前借りして息子を私立医学部へ行かしたという話をよく聞くが、すごいなぁと思う。子供のためにそこまでできるんだあ。

 

私は、もしも今年も医学部無理なら、2浪もありだと思う。長男なら、もう1年頑張れる。2浪の時には、学費の高〜い私立も考えよう。

 

近医の公募推薦はやめにした。近医の公募は、普通で受けるより簡単なわけではない。けど1浪まで受けれるので、この時期には現役はまだ仕上がっていない人が多い。逆に浪人生には有利なので、先生は勧める。

 

息子は、個人的に近医の問題が嫌いだそうだ。英語が得意な長男にとって、和訳英訳の記述のない近医の英語は点数差をつけれない。また数学が苦手な長男は、数学の中でも数Ⅲだけがまだマシで、数ⅠA数ⅡBは苦手。なのに近医は数Ⅲが出ない。近医は医学部で数Ⅲが出ない珍しい学校の一つだ。現役には有り難い。

 

結局、近医の公募推薦を受けないと先生に言うと、防衛医科大学を受けてみたらと勧められた。先生はとにかく、精神的に弱いところのある長男に、センターまでに本番の試験を受けさせたいようだ。