シングルマザーを卒業する日まで

絶望からの旅立ち~二人の息子との日々~未来に向けて 大好き美容・グルメも

センターリサーチはあてにならない?

今日はセンター試験2日目。昨年、一昨年と息子にとっては本当に苦手だったセンター。現役79,9%、一浪86%と国立医学部を目指す長男は撃沈した。

現役の時は、センター8割無く、2次力もないので、今年は無理だと思った。でも一応、センターリサーチでは弘前大学愛媛大学を勧められ、過去問を解いた結果、弘前大学医学部を受験した。結果は不合格だったが、翌年の医学部受験の練習にもなりよい経験となった。

昨年の浪人時は、86%だとまだ選べる学校も昨年に比べれば多かった。予備校の先生にはリサーチ後、福井大学熊本大学などを勧められた。しかし息子は、同じくらいの偏差値の学校の過去問を解いて、鳥取大学医学部に出願を決めた。センターボーダーより低かったので、予備校の先生は、難しいかも?と言われたが、本人が鳥取の問題があっているというので、最終的に本人の意思で決定した。

 

センターリサーチは、センター直後に本人が志望大学を記入して、そのデータに基づき集計を出す。しかし、受験生は、その時書いた、志望大学に実際出願しているのかどうか?息子は2年とも、書いたところとは違う大学に出願した。そこで算出される各大学のセンターのボーダーは正しいものなのか?また、多くの受験生が、このリサーチを見て、人気の集まっている大学を懸念する。しかし、ふたを開けてみれば、全然違う。今年は人気がなく少ない!と思い、喜んで出願したら、結局、おそろしく高い倍率になっていたり、あてにならない。

 

倍率に関しては、センターリサーチではなく、結局のところ、出願期間開始から締め切りまでの各大学の情報が確実だ。しかし、それも、ぎりぎりまでわからない。はじめは出願が少なくても、締め切り間近で激増すことも多々。はじめ多くても、意外と増えなかったり、はじめから最後まで少なかったり・・・締め切り後、ふたを開けてみなければわからい。

センターのボーダーに関して言えば、これも、センターリサーチより、過去の確実なデータに基づいたものの方が確実だ。各大学のセンターのボーダーは、その年だけ、特別に高くなったり低くなったりはしないだろう。

 

息子は2年連続、学校や予備校の先生がセンターリサーチから選び出した大学に出願しせず、自分で決めたが、結果、良かったと思う。

 

国立医学部受験にとって、出願校選びは非常に大切だ。出願校選択を失敗したら、何浪しても、受からないかもしれない。実際、息子の友人でも、そんな方が多数いる。息子よりもずっと賢いのに・・・

出願校選びは、まずはセンター試験の点数がボーダーからどれくらいかけ離れているか?それを2次で取り戻せる自信はあるか?同じくらいの偏差値の医学部の過去問を解き、自分に合っている問題の大学を見つける。センタービハインド分を取り戻せそうなら、そこに出願するべき。医学部の問題は、各大学によって、全く異なる。それぞれ独特なので、合う合わないがはっきりしている。

 

センターリサーチは、あてにならない。

2回の医学部受験で思ったことでした。