シングルマザーを卒業する日まで

絶望からの旅立ち~二人の息子との日々~未来に向けて 大好き美容・グルメも

徳島大学医学部医学科 推薦入試

長男は2度、徳島大学医学部の推薦入試にチャレンジした。現役の時はセンターがなんと79.9%であったため、概ねセンター80%以上という条件にひかかり、1次の書類審査で不合格となった。この時、概ねとは・・・と、ものすごく考えた。79.8%は四捨五入したら80%ではないか?ということもあって、諦めきれずに書類だけでも提出したが、やはりダメだった。塾の先生からは、徳島の推薦は90%ちかくないと難しいと言われていた。確かに過去に合格した人のセンターの結果は87%、89%とかの人が多かった。

1浪目の時も再チャレンジした。センターは86%くらいしかなかったが、概ね80%以上の件は、クリアしている。そして何より、昨年の推薦書、推薦状、志望動機が使えるので、時間がとられないという理由もあり、チャンスを一つでも増やそうということで受けることにした。調査書は4.3以上の条件に対し、息子は4.8。その他条件も悪くはない。あとは、集団面接。しかし、徳島大学医学部医学科のこの推薦は、結果からいうと、この集団面接がすべてだということだ。これで決まる。そのほかの条件に関して言えば、最低条件をクリアしていれば問題ないし、関係ないのだ。評定が4.3であろうと、4.9であろうと、推薦書、推薦状の内容など、特筆するに値するほどのものでなければ、関係ないのだ。もちろん、センターが90%以上になるとプラスアルファはあるのかもしれないが、メインは集団面接である。

 

長男はこれが苦手だった。。。同じ高校の友達もこの徳島大学医学部の推薦入試を受けた。彼は、長男よりセンター試験の点数が低く、学校の成績も長男のほうがはるかに上だったので、評定も長男の方が上なはず。ただ彼は、運動部のキャプテンをしていて、人をまとめたり、人前で意見をすることが得意だった。長男は不合格、友達は合格した。

 

集団面接は、長男曰く、僕のチームはボロボロだった。議長に立候補した女子が、めちゃくちゃだったそうだ。立候補するぐらいだから、かなりしっかりしていると思っていたが、いざ本番になると、てんぱって、だんだん議題からそれていき、訳の分からないことを一人で話だし、みんなにきちんとまわさず、それを立て直す力量は息子にはなかった。

 

最近ではほとんどの医学部で推薦入試がある。多くは現役のみ、評定4.3以上、推薦書、志望動機、センター80%以上・・・などなど厳しい条件がつけられるが、最低条件をクリアして、尚且つ、面接や議論が得意な人はぜひ受けるべきだと思う。

 

やはり部活でキャプテンをしていました、とか、生徒会で会長をしていましたという人が有利だと思う。それなりの意見をもっているし、まとめるのもうまいのではないか。

 

逆に面接が苦手だ、意見を述べることも苦手、自己主張が弱い人はやめた方がいい。志望動機作成や、集団面接の練習などで、けっこう時間を費やすことになるし、大きなストレスにもなる。

 

2回の医学部推薦入試を通して思ったことでした。